海外に住んでいても、やっぱり恋しくなるのが「日本の味」。特にスイスに住んでいると、チーズやパン、ソーセージといった洋食が日常にあふれていて、ふとした瞬間にお味噌汁やカレー、おにぎりが無性に食べたくなるんです。
今回は、スイス在住ママの私が、どうやって「和食のある暮らし」を続けているのかをご紹介します。これからスイスに来る予定の方や、海外生活に興味のある方にとっても、きっと参考になると思いますよ!
スイスで恋しくなる「日本の味」とは?
海外生活に慣れてきたとはいえ、日本の味が恋しくなるタイミングって本当にいろいろあります。

たとえば風邪を引いたとき。日本ならお粥に梅干し、味噌汁が定番ですが、こちらにはそんな「ほっとする味」はなかなか見つかりません。
子どもが「カレーが食べたい!」と言ったときも、日本のルウがなければ作れない…。おにぎりを持って出かけたい日、うどんが食べたい寒い夜――そんな日常の中で、和食はやっぱり必要不可欠なんです。
スイスのどこで日本食材が買えるの?
日本・アジア系スーパー
意外とスイスにも日本食材を扱うお店はあります!
たとえばチューリッヒには、Nishi’s Japan Shop や YUMI HANA という専門店があります。ここではお米(こしひかり系)、味噌、醤油、納豆、冷凍うどん、カレールウなど、日本人にとって「欠かせない!」食材が揃っています。
ジュネーブなら Asia Store や TamTam、バーゼルやベルンにも小規模ながらアジア食材店があります。中国系や韓国系のお店も多く、日本のものが置かれていることも。
大手スーパーで買える“意外な日本食材”
実は、スイスの大手スーパー Coop や Migros でも、ちょっとした日本食材が手に入ります。
たとえば、
– Kikkomanの醤油
– TOFU(豆腐)
– 枝豆(冷凍コーナー)
– アジアンカップ麺
– 海苔や寿司キット
品揃えは町や店舗によって違いますが、アジアフェアの時期にはさらに増えることも。思いがけず「焼きそばソース」を見つけて喜んだこともあります!
ネット通販という選択肢
地方在住の人や、重たい買い物を避けたい人にはネットショップが大活躍!
たとえば、
– Sushishop.ch
– yumihana online shop
– Wakara
などが有名です。
冷蔵・冷凍対応のショップもあり、納豆や魚類をオンラインで注文する人も。送料は高め(CHF 10~25程度)ですが、まとめ買いをすることで割安になります。
和食を楽しむ現地アレンジ術
とはいえ、いつも日本の食材が揃うわけではありません。そんなときは「スイス食材でなんちゃって和食」を楽しんでいます!
たとえば…
– Swiss chard(スイスチャード)でおひたし風
– 鱒(Forelle)で焼き魚定食風
– Zopfパンで卵サンドに味噌をちょっと入れてみたり
– 現地のきのこで和風炊き込みご飯に挑戦
料理好きの人には、アレンジの幅が広がって意外と楽しいんです!
スイスの日本食レストラン事情
外食で和食を楽しみたいときは、スイス国内にも寿司店やラーメン屋さんがあります。たとえばチューリッヒには「Miki」、「Bimi」、「Negishi」など、味にも定評のあるお店があります。
ただし、お値段はちょっとお高め(ランチでCHF 25~40が目安)。「日本人の口に合う」お店と「スイス風ジャパニーズ」を楽しむお店の違いもあるので、口コミやSNSチェックが必須です。
やっぱり納豆は最高

スイスで子育てを始めたころ、納豆が
1パックCHF 5超えだったけど、価値はプライスレス。白ごはんと一緒に食べたとき、泣きそうなくらい幸せでした。
スイスでも和食は可能!むしろ楽しい!
スイスでは確かに日本のように簡単には和食が手に入りませんが、工夫とちょっとの情報さえあれば、美味しい和ごはんライフは十分可能です!
むしろ、現地の食材と組み合わせたり、手間をかけて「自分で作る」ことで、日本にいた頃よりも和食に対する愛着が深まっている気がします。
今度は「現地食材だけで作る、なんちゃって和ごはんレシピ」も紹介したいと思いますので、お楽しみに!
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