スイス暮らし

【要注意】スイスの駅に改札がない、うっかりミスで無賃乗車&罰金

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こんにちは!

スイス暮らしのアルパカです。

以前こんなことがありました。

目次

苦い思い出

旅行に行こうとルンルン気分で電車にのっていた時のこと、

乗車券の確認です!と駅員さんがやってきました。

スイスの電車では、駅員さんが乗車券の確認に来るんです。

このとき、私はチューリッヒ空港に向かう電車内。

はっ!と気がついたときにはすでに遅かったのです。

急いでいたので電車に乗ったはいいけど、

チケットを買っていなかったんです。

日本ではあり得ない話ですが、

改札のないスイスでは、乗車券無しでも

電車に乗れてしまうのです。

これ、とても危険。

スマホで買えば良いや〜と思い席につくと、

安心しすぎてスマホでチケットを買い忘れ・・・

急いでいると、忘れちゃうときあるんですよね・・・

駅員さんに説明しましたが、もう時はすでに遅し。

80フランの罰金を支払い、

旅行初日から落ち込んでいたことを思い出しました。

思い出した理由はこちら。

先日、私の同僚も同じような状況になったのです。

乗車券の確認

同僚と帰宅途中、ちょうど電車が停車していたので急いで乗車したところ、

「乗車券の確認です!」と駅員さんが近づいてきました。

すると、同僚が

あ、忘れた・・・

え、スタンプ押し忘れた?スマホで買えないの??

買えません・・・

やっちまった・・・

そう、スイスでは改札がないため、

乗車するのも簡単。

それゆえ、6枚綴りチケットを使っていると

スタンプを押し忘れるなんてこともあるのです。

6回分のゾーンチケット

このチケットは、乗車前にオレンジ色の機械に入れてスタンプを押して使うチケット。

電車内にはスタンプを押す場所がないので、忘れると大変。

現在は、6回綴りの乗車券もスマホで買えるので、

すぐにアクティベートできますが、

紙の乗車券だと、スタンプを押す場所って少ないんですよね。

そして、罰金はというと・・・

100フラン(約13,300円)。

うっかりで、100フランはかなり痛い金額です。

スイス・EU以外に住んでいる方、

旅行で来られた際には、下記の様に罰金があるので

チケットの買い忘れにはお気をつけください。

罰金1回目2回目3回目
乗車券を保持していない90フラン130フラン160フラン
部分的に有効な乗車券70フラン110フラン140フラン
EUとスイス以外に住んでいる方の罰金

回避方法は?

スマホでもチケットを買えるようにしておくと便利。

最近は、スマホでもチケットが買えるので

インストールしておくと、時間がない時や急いでいる際にも簡単にチケットが購入できます。

SBBのアプリはこちらからご確認ください。↓

https://www.sbb.ch/de/fahrplan/mobile-fahrplaene/sbb-mobile.html

さらに私のおすすめ方法は、

SBBアプリのEasyride

SBBのスマホアプリ画面

上記写真の下に「Start」がありますよね。

こちらを右にスワイプすると、

下車した駅までのチケット料金が請求されます。

このアプリの便利な点は、目的地までのチケットを先に買わなくても良いという部分。

目的地に到着したら、そのときにストップボタンを押すと

自動で金額を表示してくれます。

銀行口座やクレジットカード、Twintアプリをリンクしておくと、

自動で引き落としされるので、支払い忘れもありません。

注意

注意したいところは、省電力モードにしてしまうと

画面が消えると同時にチケットもストップしてしまうので、

スマホは通常モードで利用してくださいね。

電車のチケット購入方法

乗車券の販売機

チューリッヒには、このような券売機が設置されています。

タッチパネル式の画面で、目的地までのチケットや一日券、6枚綴りの乗車券も購入できます。

スマホで乗車券を買うのが苦手な方、紙の回数券を買いたい方は利用してみてください。

まとめ

スイスの電車やトラムの罰金制度、うっかりしているとやってしまいそうな無賃乗車。

くれぐれも注意して、公共機関を利用したいですね。

皆さんも急いでいるときには、ご注意くださいね。

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