こんにちは!
今回は私の実体験をもとに、クリスマスについてお話ししたいと思います。
私が初めてスイスでクリスマスを過ごした10年前、
こんなことを考えていました。
毎年、なぜ家族でクリスマスを過ごすのだろう?たまには恋人と外食でもしたいな〜
しかし、文化の違うスイス、
クリスマスは日本のお正月に匹敵するくらい大切な行事。
家族が集い静かにクリスマスの時期を過ごすのが習慣なんですね。
スイスのクリスマス
日本でのクリスマスは、恋人と過ごすのが恒例。
クリスマスは好みのレストランや素敵なデートスポットに
出かけるのが当たり前だと思っていたんですよね。
しかし、スイス人とのクリスマスは自宅で食事をして
家族と過ごすのが習慣なので当たり前の様に家族が集います。
私にとっては、正直、違和感たっぷりでした。
日本にいた頃は、クリスマスケーキやKFCのクリスピーチキンなどを食べていたな〜。
慣れないスイスでのクリスマスに、
当時は、今の夫に無理を言ってクリスマスディナーに出かけたこともありました。
今思えば、かなり無理なお願いをしていたなと感じますが
文化の違いを受け入れるには少し時間がかかりました。
と言うわけで、
私のクリスマス秘話と思い出話を織り交ぜて
スイスのクリスマスの過ごし方を解説していきたいと思います。
クリスマスは本物のもみの木とろうそく
スイスのクリスマスは、家族で過ごす習慣があります。
家庭によっても異なりますが、クリスマスには教会に出かけたり
もみの木に家族の思い出が詰まったデコレーションを施したり
今でも本物のキャンドルを飾る人が多いです。
キリストの誕生を祝うクリスマスは、華やかなクリスマスとはことなり
暖かい空気に包まれているのが特徴の様に感じます。
我が家の場合は、12月24日に家族や親戚が集いクリスマスディナーを楽しみます。
クリスマスの数日前からもみの木に飾り付けを始め、
クリスマスイブの夜にろうそくに火を灯します。
そして、夕食後はクリスマスソングを歌うのが我が家のクリスマスの夜の過ごし方。
スイスの子どもたちに人気の曲なら、Andorew Bondの歌。スイスの幼稚園や小学校でも子ども達が歌っていますよ。
しかしここ数年は、私たちが海外旅行に行っていたり
コロナの影響で家族の集いも控えていたので
クリスマスの過ごし方も以前と違い、簡素化してしまいました。
食後の家族団欒で歌うこともなくなり、
2020年と2021年のクリスマスは
すぐにプレゼント交換となってしまいました。
ご近所付き合いも大切
家族以外にも大切なイベントがあります。
それは、御近所さんとのクリスマス。
義理の両親が住んでいる場所では
毎年クリスマスの夜に、キャンプファイヤーの様な火を焚き
グリューワイン(ホットワイン)やフルーツティーを飲みながら
クリスマスソングを歌います。
我が家のクリスマスディナー
2019年以降は親族が訪れることも少なくなりましたが、
クリスマスはスイス人にとっても大切な日。
2021年のクリスマスも義理の両親宅でディナーをいただきました。
クリスマスディナーは、スイスの冬の定番食「ラクレット」。
用意するのも楽なラクレットは、家族が集まる時に登場するメニューです。
ラクレット機は、チーズ以外にもミニピザを焼いたり
ホームパーティーに活躍してくれる便利な器具なので我が家でも冬になると
食卓に数回登場しますよ。
そして、クリスマスディナーの後はプレゼント交換タイム。
息子が待ち望んでいる時間です。
我が家は数年前から「シークレットサンタ方式」を取り入れています。
シークレットサンタとは、参加者の名前を書いた紙を一枚ずつとり
そこに書かれた名前の人にプレゼントを用意する方式だよ!
全員にプレゼントを用意しなくて良いので、我が家では定番のクリスマスプレゼント交換になっているよ。
やり方は簡単。
参加者の名前を書いた紙をくじ引きし、
書かれた名前の人へプレゼントを用意します。
実際に集まってくじ引きができない!
そんな時は、スマホのアプリも便利ですよ。
今回私たちが使用したアプリは「Secret Santas Helper」。
このアプリの良いところは、ギフトヒント があること。
何を用意して良いのか分からないときは、
ギフトヒントをみてプレゼントを用意すれば
何を買ったら良いのか悩まなくても済むので、
シークレットサンタは、
個人的にすごく良いアイデアだと思っています。
Apple:https://apps.apple.com/us/app/secret-santas-helper/id1440374842
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.blubblabs.wichtelnapp&hl=ja&gl=US
まとめ
いかがでしたか?
スイス在住の我が家のクリスマスを少しお見せしましたが、
家庭によってクリスマスの過ごし方も少しずつ異なる場合もあります。
我が家の場合は、12月24日にクリスマスディーを食べプレゼント交換。
25日のクリスマス当日は、遅く起きた朝のブランチでクリスマスをお祝いします。
毎年、簡素化しているクリスマスですが
再び賑やかなクリスマスの夜が過ごせる日が来ることを心から祈っています。
日本の様なクリスマスケーキはありませんが、
スイスのクリスマスの祝い方にも慣れてきました。
旅行に行けない現在、ブログを通してスイスを感じてもらえたら幸いです。